総務県民生活委員会での視察報告

6月5日(月)~7日(水)までの3日間をかけて、
所属の常任委員会で視察を行いました。

視察先は4カ所、三重県と愛知県に伺いました。

①公益財団法人あいちコミュニティ財団(愛知県名古屋市)
<調査事項>
NPO活動及びコミュニティ活動の推進について
<概要>
NPOの経営基盤強化のために、地域課題の見える化を支援した
資金調達プログラムや、社会貢献度を明示化して寄付を募り、
それを基金化してNPOに助成も行うなど、特徴的な取組でした。

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(写真は、当財団代表理事の木村真樹さん)

 

②県営スポーツの杜 鈴鹿(三重県鈴鹿市)
<調査事項>
スポーツの振興について
<概要>
スポーツ振興や競技スポーツの拠点施設としての県営施設。
50mプールや飛込プールを整備し、国際大会やオリンピック
選手のトレーニングキャンプなどにも活用されています。
50mプールや宿泊施設など、本県にない施設を見学しました。

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(写真左:松澤県議と  写真右:武内委員長と)

 

③愛農学園農業高校(三重県伊賀市)
<調査事項>
私学の振興について
<概要>
本校は、日本で唯一の私立の農業高校。
全寮制で、敷地内で作る農作物や畜産物によって自給自足を
行っており、卒業生の45%が農業の担い手となっているという
全国唯一の私学の在り方やその支援状況を視察しました。

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(写真左上:直木葉造校長先生 写真右上:川越市から入学した東田くんと)

 

④愛知県陶磁美術館(愛知県瀬戸市)
<調査事項>
地域の文化芸術拠点の充実について
<概要>
昭和53年開館の県立美術館で、国指定文化財3点を含む、
7,792点の作品を保有する国内屈指の陶磁専門の美術館。
瀬戸物の当地として、地域の教育活動などとも連携を図り、
地域における文化創造の拠点として機能していました。

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(写真左:県担当者と館長  写真右:古窯跡の前で)

 

【まとめ・雑感】

今回の視察でも、所管である県民生活部長と総務部長も同行されました。
本県の行政にはどう活かしていけるか、課題や改善方法も議論しながら、
大変有意義な視察となりました。
特に、今回の視察先と比すれば、ハード面は充実している埼玉県です。
全国から視察が殺到するようなソフト事業や連携事業など、中身を高めて
より効果的で特徴的な行政運営ができるよう提案していきたいと思います。