12月定例議会を終えて

12月2日から22日まで、県議会が開かれました。
知事提出議案と議員提出議案を合わせて40議案が審議されました。

特に今議会では、理容師法施行条例及び美容師法施行条例の一部を改正する条例を自民党県議団として提出し、可決成立致しました。これは、出張で行う理美容が法改正によって介護福祉分野に拡大し、今後ニーズ拡大が見込まれることが背景にあります。

一方で、施設で理美容業を行う者に対しては保健所の厳しい衛生基準の検査があるものの、無店舗型の出張理美容業においてはそのチェックが効かないため、高い衛生基準を維持することが難しい状況にあります。

そこで、衛生水準の一層の向上を図るため、出張理美容を専門で行う者に対して、知事指定の講習を義務付けるよう条例改正をおこなったものです。
これから、介護や福祉サービスにおいて新たなビジネスモデルが広がる中で、適切な衛生水準を維持できるよう、時には適切な規制をしていくことも重要だと考えています。

また、先に私が委員として審議に加わった平成27年度決算も今議会で認定されました。
これからも、しっかりと議会活動に務めて参ります。