「ムダが文化を生む!」文化芸術を大切に。

今日は、各地でイベント盛りだくさんでした。
そんな中、入間市文化協会の芸能発表会に出席いたしました。
各地区の協会から多くの参加があり、出場エントリー数は55。
日ごろの公民館活動や団体活動の素晴らしい成果発表を拝見しました。

冒頭は志茂町のお囃子からスタート、一気にテンションが上がりました。
唄に踊りに演奏にと、プロ級の腕並みを堪能させていただきました。

自民党では、かつて「ムダ撲滅プロジェクト」を行い行革に取り組みました。
河野太郎大臣が先頭をきって行政の無駄を検証し、改善を図りました。
これを真似てやったのが、民主党政権での事業仕分け。
もともとは、構想日本の加藤秀樹氏が取り組んできた事業仕分けを
民主党が財源発掘のために叩き切った形で実行しておりました。

ここでは様々、賛否両論がありましたね。
専門家が入っての事業仕分けは大変重要かつ意義あることだと思いますが、
政治家が入ってパフォーマンス化するとどうも本質を見失うようです。

私は、政経塾時代に同期とこんな議論をしたのを思い出しました。
「ムダが文化を生むのだ!」
「田舎の良さや農業の良さは効率性や合理性では計れない!」
「ケチケチ運動は、かえってマイナス効果を生んでいる!」

文化や芸術などは、予算の調整弁として上下しやすい項目かもしれません。
しかし、未来への投資を削れば、あとで大きなしっぺ返しがきます。
健康で文化的な生活を送ることが、人々が柔らかに幸せを感じ、
争いや病気の根源をなくすことに寄与するのではないかと思います。

やはり人間だからこそ、智慧や人情の機微で社会を良くしていきたい。
文化や芸術などの心を育む分野には、
もっと重点的に、且つ継続的に予算付けしたいと私は考えています。

そんなことを思いながら、皆さまの華麗な姿を楽しませていただきました。

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