西部地域に小児科医を!副知事に要望しました。
所沢市にある国立病院機構西埼玉中央病院にあった、
地域周産期母子医療センターが閉鎖となって3年が経過しました。
新生児医師の退職で閉鎖となったまま、医師の確保ができない為です。
NICUとGICUの設備が整っているにもかかわらず、
センター機能が再開できない状況を打開すべく要望をおこないました。
そんな中で、岩槻にあった県立小児医療センターの移転が決まり、
さいたま新都心に日赤病院と合わせて新設することとなりました。
医療拠点の整備は重要な課題でありますが、地域間の偏在は顕著です。
特に、西埼玉中央病院は、医師さえ配置すれば再開できる病院です。
医師不足の中、リスクの高い小児科医が特に不足していることは
承知していることではありますが、交代制や派遣制をとって
まずは機能を再開させるということはできるのではないかと考えます。
近隣市の医師会長や行政役席も同席しての要望でしたが、
副知事からは、この事態を重くとらえて急ぎ前進させるという
心意気や決意を感じることはできませんでした。
西部地域選出の県議会議員として、地域間偏在の是正と、
合理的な行政判断を的確に行うよう、執行部に求めていきます。