12月定例会一般質問に登壇

12月定例議会において、初めての一般質問に立ちました。

この1カ月間、集中的に現地調査や政策研究、部局調整を続けて参りました。

私が、選挙でお訴えした、「経済・教育・防災・農業・健康」の5つの政策分野について、県執行部に対して現状分析からの問題提起や解決策の提案をおこないました。

特に、県立高校の入試改革にかかる問題点について、入試を難易度の高低で二分化することへの懸念を指摘しました。更に、こういった埼玉県教育の最重要事項である高校入試の選抜にかかる事案が、教育長の専決事項によって決定がなされ、教育委員会には事後報告であったことに対して、埼玉県教育の運営に大変問題があると教育長に迫りました。

教育長の答弁から、高校入試選抜事務が慣例的に教育委員から教育長に委任されているという実態が明らかとなり、今回もオープンな議論がなされないまま決定に至ってしまった経緯がはっきりしました。また、教育委員長からの答弁によって、教育委員からも反対や懸念が示されていたことや、事前に教育委員に説明がなされるべきだという申入れを教育長におこなったことも判明しました。

教育委員会制度の根幹をゆるがすような状況と、子どもたちの教育環境が独善的な判断でころころと変わってしまうような現状を打破するためにも、埼玉県議会として、教育長の専決事項に関する見直し決議を多数の賛成によって可決するに至りました。

今回、私の一般質問を機に、埼玉県議会としての決議にまで発展しました。これから、しっかりと継続して埼玉県の教育のために尽力して参ります。

その他、5つの分野と、地元問題について有意義な答弁も引き出すことができましたので、年明けに発刊する県政レポートをご期待ください。

下記ホームページにて、私の一般質問を見ることができます。

●動画

http://smart.discussvision.net/smart/tenant/saitama/WebView/councilorsearchresult.html?speaker_id=125&search_index=3

●会議録

https://www.pref.saitama.lg.jp/e1601/gikai-gaiyou/h2712-a.html#a10